脱水症状・熱中症

あついー

こんなニュースが載っていました。


埼玉県熊谷市などで国内最高気温を更新し、太平洋高気圧に覆われて猛暑が続いた日本列島は17日、北から前線がゆっくりと南下しているため、猛暑のピークを越えたが、岐阜県多治見市では2日連続で40度以上を観測した。
気象庁によると、西日本では晴れるが、東日本では午前中から徐々に雲に覆われ、東北、関東地方では所により雨が降る。
全国的に最高気温は16日ほどは上がらないとみられるが、平年よりは高く厳しい暑さが続きそうだ。
前線はさらに南下する見通しで、東日本では18日も天気が崩れる所があるという。
16日に40度以上を記録した地点の17日正午現在の最高気温は、▽熊谷(埼玉)36.4度▽多治見(岐阜)40.0度▽越谷(埼玉)34.0度▽館林(群馬)36.7度▽美濃(岐阜)37.7度――などで、早くも猛暑日真夏日となっている。
一方、17日正午現在の最低気温は、東京で30.5度を観測するなど、北海道を除く全国各地で、最低気温の過去最高を更新した。東京消防庁によると、16日に都内で熱中症により搬送された人は161人で、統計を取り始めた97年以降で最高となった。
YAHOOニュースより。



こんな暑い日に稽古するのは大変です。
特に外を走るのは命取りではないでしょうか・・・

みなさん脱水症状や熱中症にはお気をつけください。



脱水症状とは?

日常生活している上で、余り意識などしないと思いますが、 人間の体の半分以上(60%程度)をしめているのは水分なのです。
毎日水を飲み、排出(汗や尿等)する。その結果体に必要な 水分が毎日確保されています。
この水分バランスが崩れた場合(減少した場合)、脱水症状に 陥ってしまいます。

原因
内水分量の減少(10%〜)
15%以上水分を失うと生命に危険な状態となってしまいます。


症状
喉の渇き、乾燥、めまい、吐き気、頭痛、痙攣等

対処
軽い脱水症状であれば、水分をゆっくり補給します。 がぶ飲みは避けます。 
電解質を含んだスポーツ飲料水等の方が良いです)
脱水症状がひどい場合は、水分補給を行えない状態に陥る場合が
あるので、すぐにお医者さんに見てもらいましょう。

予防
スポーツ時には、こまめに水分補給をするようにします。
喉の渇きを覚える前に、10分〜15分に1度は補給を心がけた方が良いです。
ミネラル、ビタミンを含んだスポーツ飲料等で補給する場合は、
少し薄めて補給するのが良いみたいです。 
また、炎天下での運動時には、帽子をかぶる等の対応も必要です。




熱中症とは?

熱中症とは、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる、様々な体の不調であり、専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」されています。
熱中症という漢字には、読んで字のとおり、「熱に中る」という意味をもっています。)

熱中症は、熱波により主に高齢者に起こるもの、幼児が高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、スポーツ活動中に起こるものなどがあります。
労働中に起こるものについては、労働環境改善などにより以前に比べ減少してきているとされていましたが、近年の環境条件により増加傾向が伺われます。また、スポーツなどにおいては、一時増加傾向にあり、その後減少に転じましたが、下げ止まりのような状況になっており、依然、死亡事故が無くならない状況にあります。

熱中症というと、暑い環境で起こるもの、という概念があるかと思われますが、スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により、寒いとされる環境でも発生しうるものです。実際、11月などの冬季でも死亡事故が起きています。また、運動開始から比較的短時間(30分程度から)でも発症する例もみられます。




体に気をつけながら稽古に望みましょう!